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生音に酔い続けた旅

NYの旅路を少しづつ書いていこう。

まずは、一番の目的だった音楽の夜から。

ん~、
毎晩通った!!

朝から観光した後の音楽鑑賞。
外が寒いぶん、部屋の中が暖かくて・・・
ライブが始まるまでが、眠気の拷問でした。

まずはズラッと。

「BIRD LAND」
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チャーリー・パーカーの愛称「BIRD」がその由来。
スタンダードの名曲「バードランドの子守歌」はここのことやと思う。(仮)

その歴史の深さも焦るけど、値段も焦ったw(合計$35くらい)
まぁ、それだけ格式の高いジャズバーということで納得。

ここでは愉快なビッグバンドJAZZを聞く。
狭いステージに職人芸の域で、ぎゅうぎゅう詰めで演奏しとった。

笑わすとこは笑わせて、聞かせるとこは聴かせる。
もう初日からやられたい放題。


「SMOKE」
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個人的に好きな感じやった。
例えるならジャムってるSLEEP WALKERってとこかと。

ピアノが足でベースラインを踏み弾いてたのを見てヒイタ。
脳みそを2つ持ってないと出来ないはずの行為でしたアレは。

段々と、この街のレベルのおかしさに気づき始めた2人でした。

店員さんに萌えたのは確かですが、
印象的なのは、マスターらしき人の音響へのこだわり。
演奏中おかまいなしに、マイクの位置を変えてきた。

何度も何度も。


「ZINC BAR」
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唯一2度行った場所。(なんてたって安い。)
ここではレゲェとボサノバのジャズDUB。

レゲェでは、ベースラインをtubaが吹きこなす(50分メドレーw)なんて離れ業をする人を中心にベースラインの安定感が凄かった。
ボブマーリーのカヴァーをジャズアレンジしてて、ノリ良し◎

ボサノバは、安定感抜群。
ボーカルがいいのよね。ボサのリズムにスキャット◎
一番、一緒にやってみたかったバンドやった。
ふわぁーってなる。

「JAZZ STANDARD」
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the マンハッタン・ジャーズ!
スタインウェイのピアノだったのには流石って感じ。

リーダーがドラマーだからか、ドラムソロが目立った。
コッチに来てから、初CD出してる人の演奏。すんごかった。

トランペットも泣かせる演奏を連発。


「TONIC」
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ここは気分を変えてオルタナ・ロック。

ギターよりバイオリンの方がコワザが多いのw

2バンドを鑑賞。
写真の方は、ぐわぁ~ん。で、
もう一方は、きゅん。って感じ。


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驚いたのは、
一つも被らず様々なジャンルを聴いたにも関わらず、
全くハズレが無かったこと。

ちかっぱすげーよ。
毎日驚きと感動ですた。

当然、眠気ぶっとんだ。


大抵のジャズバーはこんな風に、
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今日はこんな感じ。って看板が夕方くらいから出始める。

冬のNYCを暖かくしてくれる。

眠らない街の、眠らない音楽。

NYCは新しい音楽と楽しいショーを絶えず供給していた。
by niji-ala-ala | 2007-02-15 22:58
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